2008年7月1日火曜日

[転載/反弾圧]反G8サミット人権ホットラインを開設---5/28投稿

反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会 ブログからの転載です。


http://renrakukai.blogspot.com/2008/05/blog-post_28.html

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反G8サミット人権ホットラインを開設

新聞掲載および反G8サミット人権ホットラインの開設についてのお知らせです。

5月26日付けの北海道新聞朝刊で、私たち「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」の「反サミット人権ホットライン」に関する取り組みが「WATCH (サミット人権監視弁護士ネットワーク)」とともに紹介されました。


「監視強化対象が広がる恐れも」 入国審査学習会 札幌(北海道新聞 05/26)
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/summit/94968.html
 (WEB版記事の記録)

北海道洞爺湖サミット開催に伴う警備強化や入国審査の厳格化が予想される中、道内外の弁護士でつくるサミット人権監視弁護士ネットワーク(事務局・東京)の学習会が二十五日、札幌市内で開かれた。ネットワークの難波満事務次長が、上陸不許可の実例を挙げて報告した。

非政府組織(NGO)など約五十人が参加。難波弁護士は「テロの恐れなどを理由に情報管理が進んでいる。監視態勢が強化され、対象が国内に広がる恐れもある」と訴えた。

同ネットワークは四月発足した。サミット時に来日するNGOなど外国人向けにマニュアルを作り、入国目的を具体的に説明することなどを呼びかけている。

一方、道内の市民団体でつくる反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会は「反サミット人権ホットライン」(電)011・747・6321を開設。七月七日から伊達市内の牧草地に「反サミット交流広場」を設けることを決めた。
(5月26日付けの北海道新聞朝刊記事より転載)



現在、連絡会は「反G8サミット人権ホットライン開設」についてのお知らせを街頭や事務所にて配布しています。


反G8サミット人権ホットライン開設

福田政権は、瓦解の危機にある政権の延命を賭けてG8サミットを推進しています。高橋はるみ北海道知事も巨額の予算をつぎこみ、財界・観光業界・農業団体などもそれに利益を見いだしてサミットに協力しています。

いま、このようなG8サミットの準備と推進のなかで、「テロ」攻撃などの恐れがあるとして、警察は警備を一段と強化し、治安弾圧訓練を頻繁に実施しています。また外国からの入国申請者にたいして、まるでテロリスト、犯罪者扱いにするなどの不当極まりない入国審査が実施されています。「~のおそれがある」などという予断と偏見による人権を蹂躙する弾圧がまかりとおっているのです。

みなさん!「サミットに反対する」などの声をあげることは 「犯罪」 なのでしょうか?わが国の憲法にも保障されている基本的人権-思想・表現の自由、集会・デモの権利などをサミット警備の名のもとで制限したり、禁止してよいのでしょうか?

洞爺湖周辺や札幌市内では、市民の日常の営みも制限するような警備や交通規制も強化されだしました。運転手に免許証を提示させたり、車両や荷物の検査を行う「検問」の実施、警察官による「職務質問」も頻繁に行われるようになってきました。警察官が「不審者」と思えば、「オイコラ」と「職務質問」を行い、「ちょっとこい」と無理やりに交番に連れ込むこともおきています。とりわけ野宿者、「精神障害者」、セクシャル・マイノリティ、外国人に対しては偏見丸だしの人権侵害がまかりとおっています。「犯罪を防止する」という名目で監視カメラも各所で設置されてきました。地下鉄では車内での見回りも強まり、市民に対する総監視体制ができつつあります。

私たちは、かかる人権侵害を許さないために、警察・消防署・自衛隊・「自警団」などの不当な警備・弾圧を監視し、権力弾圧を加えられた被害者を救援するために「反サミット人権ホットライン」を開設しました。札幌の猪野亨弁護士をはじめ多くの市民の人々がスタッフとして協力してくれています。

今日の人権を無視した監視社会に異議あり!の声をあげ、泣き寝入りを拒否し、警察官の横暴に抵抗し、人権と民主主義の社会を確立していきましよう。私たちの人権と民主主義の意識も問われているのではないでしようか。

人権侵害、不当弾圧を受けたら・目撃したら011(747)6321に電話を!

(リーフレット「反G8サミット人権ホットライン開設」より転載)



反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会では、「反G8サミット人権ホットライン」の運営やサミットへの政策提言、サミット時期に開催予定の市民交流のためのキャンプサイト設営などのさまざまな活動への賛同やカンパを要請しています。 

ご支援をよろしくお願いします。

この件に関するお問い合わせは、電話番号02760-6-97407まで。お気軽にご連絡ください。

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